農系秘書三級

雑多なつぶやきです

産直茶屋”かん味処” #6 情報分析、市場調査のやり方

①受講理由

2週間に一度の産直茶屋“かん味処”#6、情報分析、市場調査の仕方についての勉強会です。2019年から直販を始めた自分が今持っている情報は何か、産直アプリで販売する市場とはどういうことなのか?今後の販売に生かすため、理解したいと思い受けました。

 

②学び

いままで数字と言えば売り上げ、経費、お金周りの数字を追いかけてきました。

消費者側の数字、国が調査している家計調査を見ることでコロナ前とコロナ禍では消費する品目が変わってきているということ。買い物の方法も密を避けて通販サイト経由が増えたりと、消費者の買い物の仕方も変わってきていることが、数字に表れている。自分の持っている数字は何を語ってくれるのか、データと格闘しました。

 

昨年の注文数量は414個でした。

手元データとしては、お客様に関する情報は、住所地の都道府県名、購入者アカウント名、配送先名前、注文商品です。ここからまずはどこからの注文、配送先が多いのか拾い上げました。

ダントツで東京が出荷数量最多、続いて神奈川県、埼玉県、千葉県、と出荷数量の60%が首都圏でした。5位が愛知県21箱、自分の予想では愛知県は長野県と近いので、送料面を考えても青森りんごに注文は来ないだろうと思っていたので、これは嬉しい誤算でした。47都道府県のうち38都道府県にお届けできていたとは、なんともうれしくなってしまいました。

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注文一覧から読み解くのは、ユーザーさんの注文が多かったサイズ別の箱数です。

5個入り箱→43

2キロ箱→154

3キロ箱→120

5キロ箱→97

昨年初めてラインナップに入れた2キロ箱が大健闘。ユーザーさんの声で2~3人のご家族にちょうどいいということでした。10個入り以下の箱が76%をしめる結果になり、今年の段ボール発注の参考になります。

新幹線物流に乗せた5個入り箱。自宅で受け取りたいとのお声掛けで急遽単品商品で販売したにもかかわらず、王林もふじも引っ張りだこ。あちこちに旅して行きました。

首都圏の住宅事情から冷暗所保存が難しいとの示唆をいただき、貯蔵するよりも美味しいうちに食べてしまい、食べたかったらリピート注文するというお買い物の仕方が主流派であると言えます。

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データと格闘していて、一番反省したのは昨年のネーミングの酷さです(笑)

早生ふじって書けよ(# ゚Д゚)スマホで見たユーザーさん、ごめんなさい。今年は分かりやすいネーミングこころがけます。

私のりんごを買ってくださるターゲット層はきっと、

30代後半から60代前半

9割女性 1割男性

コミュニティ投稿から、りんご好きなワンちゃんと同居

1割が自宅外配送だったところから推察するに、プレゼント好き

一日400グラムの野菜と果物を意識して摂る健康志向の持ち主

長ったらしいネーミングも笑って許してくださる心優しきお客様層です( ´艸`)

 

③終わりに

講座を受けて2週間、基礎知識のなさに付け焼き刃でYouTubeのやさしい経済学や小学生でもわかる3C分析、聞いてました(笑)外堀を埋めようとして、自らが生き埋めになった心地です。自社分析、お客様分析、これがPDCAのCとAだな、まさに。腑に落ちると次の課題が落ちてきてトライアンドエラーはまだまだこれから。

明日もよろしくお願いします。